『今冬発売予定』からいくつの冬を経たか、初報より7年以上、情報が無い中で唯一の試遊が可能だった TGS から約6年の時を経て、ついに『アノニマス・コード』が発売されました。 元より、E-mote 採用とバンドデシネ風のスチルが目を惹いていた本作は、当初…
アノニマス・コード発売直前! 新作の『EVE ghost enemies』に加え、最近ぼちぼち進めていた『かけぬけ★青春スパーキング』『ハミダシクリエイティブ』を終え、万全の体勢でお迎えしようじゃありませんか。 とはいえ、この3作に何もないのは寂しいので、軽…
2019年9月に発売された『AI: ソムニウムファイル』の続編が登場。前作は『infinity』『integral』シリーズの総決算ともいえる内容かつ、現代ユーザーにも向けられた、総当たりではないスムースなポイント&クリック ADV に仕上がっていた。本作はその操作性…
『恋のステップアップは放課後に―』を謳い文句に、2021年度の末日に登場した『放課後シンデレラ』。『Eスクールライフ』などでお馴染み、学生生活の一本道 ADV をちょっとしたシステムでいい感じに見せる HOOKSOFT 系列で人気の作品。原作である PC 版は最近…
『死の謎を解き、生きる答えをみつける。』をキャッチコピーに『”新本格”ミステリアドベンチャー』を謳う、全編実写ADV『春ゆきてレトロチカ』をレビュー。 ”新本格”ミステリと銘打っているのは、事件の捜査パートが、それまで見てきた映像内で得られたヒン…
俺は酒を呷り―――心の内燃機関に火をつけた。『今年は新作レビューを再開する!』 2022年一発目のレビューは1月発売の『ガラス姫と鏡の従者』。移植元が『キスシリーズ』の戯画だったのであまり期待していなかったが、それは間違いだった。 本作のポイントは…
【※注意】本記事には軽度のネタバレが含まれます。 「『Memories Off』シリーズのコンセプトを受け継ぐ」との謳い文句で発売された『シンスメモリーズ』。『Memories Off』といえばシリーズを通して「かけがえのない想い」「雨」をキーワードとした切ない恋…
日本の歴史書に『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』というのがありまして、受験生は「ダイコンミズマス」なんて順番で覚えるのではないでしょうか。そんなノリで、近況を『近鏡』と書いたら歴史書っぽくなるんじゃね?というタイトル。 今年に入ってプレイした…
令和のこの時代に、本作の感想を検索するひとはいるのでしょうか。いや、いない。それでも、この作品が世にあったことを記していくのが使命(ADV限定)。 ということで、初代 XBOX で遊べる数少ないADVのひとつである『トライアングル・アゲイン』と『トライ…
2020年6月から Switch で配信されている『私だけいれば問題ないよね』は、選択によってヒロインが病んでしまうなんとも恐ろしいギャルゲーだ! だがその恐ろしさと同居していたのは、「ギャルゲーってこういうのだよな!こういうのがやりたかったんだよ!」…